ロシアの被略奪収入について
ロシアの民族特性に「ロシアの建物の略奪資源は、壊した敵ではなくロシアへ入る」というボーナスがありますが、これについて意外な新事実が明らかになりました。

実はこれ、畑や兵舎などの建物を破壊したときだけでなく、都市を占領したときの占領収入にも適用されるんです。仮に敵の2nd都市を占領した場合、普通なら+250ほどの収入が得られますが、敵がロシアだった場合はこれが丸ごとロシアのほうへ入ります。つまり対ロシアの場合は都市を占領してもあまりうまみが無く、兵を倒すか施設をDELするかしないと直接的な被害を与えられない(むしろ収入を与える)ということです。もちろん保持できれば領土・施設利用の点で有利になるものの、ロシアに与えた占領収入以上の効果を早く回収しなければなりません。

またさらに実験してみたところ、これは首都占領のALL+500収入にも適用されることが判明。

ロシアに対して首都Rを実行するとロシアのほうへALL+500が入ることになるので注意が必要です。もはやロシアに対してALL+500収入を期待してラッシュすることはできません。繰り返しになりますが、ロシアの都市を占領するときは慎重に。下手に占領して取り返されてしまうと資源的に非常に不利になってしまいます。逆に自分がロシアの場合は、兵を隠しておいてわざと敵に占領させ、収入を得た後に取り返す、という作戦も面白そうです。
更にいろいろ実験してみたところ、独裁者がつくとやや複雑になることがわかりました。

結論から述べると、独裁者による略奪収入の増加分はロシアへ提供されないということと、独裁者の範囲内でロシア都市を占領すれば占領収入を得ることができるということです。
言葉で説明してもわかりにくいので表にまとめました。

. A B
AがBの畑を破壊した時 +20 なし
AがB(ロシア)の畑を破壊した時 なし +20
A(独裁者つき)がBの畑を破壊した時 +40 なし
A(独裁者つき)がB(ロシア)の畑を破壊した時 +20 +20
A(アステカ・独裁者つき)がBの畑を破壊した時 +80 なし
A(アステカ・独裁者つき)がB(ロシア)の畑を破壊した時 +40 +40

ロシアに奪われるのは基本略奪収入のみで、独裁者やアステカによる増加分は入手できるようになっている模様です。ただアステカ・独裁者つきの場合はロシアにも+40入るので、収入の半分が双方に分配されるという仕組みになっているのかもしれません。

また占領収入は分配されず、双方に同じ量だけ入ります。(例:+150の場合)
. A B
AがBの都市を占領した時 +150 なし
AがB(ロシア)の都市を占領した時 なし +150
A(独裁者つき)がBの都市を占領した時 +150 なし
A(独裁者つき)がB(ロシア)の都市を占領した時 +150 +150
A(独裁者つき)がBの首都を占領した時 +500 なし
A(独裁者つき)がB(ロシア)の首都を占領した時 +500 +500


これらの対ロシア収入能力を持つのは独裁者のみで、他の愛国者では一切効果はありません。
10/28追記:patch1(03.02.07.0701)にて、ロシアの首都陥落ボーナスはロシアには与えられず、攻撃側に与えられるように修正されました。

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